愛犬に約14億円の遺産を残した女性

2016年09月14日 11:16

愛犬に約14億円の遺産を残した女性


愛犬のマルチーズ「トラブル」ちゃんに1,200万ドルを残した女性がいました。2008年8月のことです。1,200万ドルは当時のレートで約14億円。信託を使ったのではないかということです。アメリカと日本では制度が完全に一致していませんが、基本は同じです。このトラブルちゃんのための信託財産は、トラブルちゃんのためだけに使用できる財産です。


そうは言っても、トラブルちゃんが銀行からお金を直接引き出すことはできないので、財産を管理する人やそれを監督する人が必要になります。これは、FASA(一般社団法人ファミリーアニマル支援協会)や私たち動物法務士が普及を目指しているペット信託も同じです。


しかし、民事信託という枠の中でペット信託をお勧めしていますので、家族間で全てが成り立つ信託ならば、監督する人は不要でもよいと思います。家族間の信頼関係を尊重するためです。

実際にお世話をする人が家族ではないというようなケースでは、監督人を置かれる方が、関係する皆さんが安心できるのではないでしょうか。


何億という財産を信託するかどうかは別として、子どもたちとは別に、わんちゃんやねこちゃんのために財産を残す。この想いを現実に叶えることができます。ペット信託には、そんな願いが込められているんです。



※このコラムは、「Excite Bit コネタ ペットに遺産を相続させたNY富豪夫人 」を元に執筆しました。