ギネスに登録のある最長寿のわんちゃんは29歳(人間に換算すると約132歳)、非公式ながら今年(2016年)30歳の御長寿わんちゃんが亡くなりました(現在生きている最長寿のわんちゃんは、・・・不明です)。どちらもオーストラリアの牧羊犬です。
役割を担っているわんちゃんの方が長生きなのでしょうか?
これってペットを飼うことで生きがいを感じ、健康的な生活を営める人間と同じ原理なのかもしれませんね。
ところで、以前27歳(人間に換算して約125歳)のねこちゃんが見つかったニュースを取り上げました。ギネスに登録のある最長寿のねこちゃんは、38歳(人間に換算すると170歳くらい?)なんですね。現在生きているねこちゃんとして最長寿なのは、アメリカにいるシャム猫ちゃんで30歳です(既に31歳?人間換算で約136歳)。わんちゃんと負けず劣らず、長生きです。
そんなねこちゃんの場合は、腎・泌尿器系疾患が死因の第二位です(23%、一位は「がん」32%)。わんちゃんの場合は腎・泌尿器系疾患が死因の第三位ですが、その割合比率は7%くらいです。比較すると、ねこちゃんの腎・泌尿器系疾患による死亡率はわんちゃんの3倍にもなるのです。
ところが、ねこちゃんが腎不全になり易い原因が解明されたというニュースが、発表されました(毎日新聞)。これにより、ねこちゃんの治療・延命がなされ、寿命が更に延びる可能性が高まったのです。
大変喜ばしいニュースです。
ただ良かったと喜ぶだけでなく、人とねこちゃんの長寿社会を支える仕組みも真剣に考えてまいりましょう。